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それでも君がいい。
第21章 記録.21
「戻ろう。もう少しで終わるんでしょ?」
「うん」
隣にいることが当たり前になって、離れることが凄くツライことになったら。
僕達はどれほど幸せだろう。
苦しいことなんて、ちっぽけだ。
僕は、夏芽を支えてあげたい。
「夏芽」
「うん?」
「ずっと、隣に居るからね」
「私も!」
抱きしめる、この温もりを。
僕はようやく知った。
これが幸せなんだと。
END.
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