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それでも君がいい。
第21章 記録.21
飾りも着々と進み、残すは料理のみ。
料理は専属シェフがしてくれるから、そこは任せる事にした。
「翔馬ー」
「あ、夏芽。今までどこ行ってたの?」
「ないしょ♪」
うふふ、と怪しげに微笑む夏芽。
別にいいけど、気になる...
夏芽は楽しそうに終始、笑顔だった。
その笑みに違和感を覚えたのは言うまでもないだろう。
「さーて、ドッレス〜」
夏芽も変わったなあ。
そう感じつつ、僕は玄関前の掃除に向かった。
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