• テキストサイズ

それでも君がいい。

第20章 記録.20



「こんな病弱な女の子なんて、好きじゃないって思ってた....っ」

「馬鹿だねぇ。そんなの、もう今さらでしょ?」

すごく好きだとか、そうじゃないとか。
僕の中ではもう答えが出ていた。

何にも揺らがないこの気持ちを抱きしめて、大切にしていたいと思った。

「翔馬...好き....っ」

変わらず愛し続けよう。

いつか君が居なくなりたいと願っても。
僕は生きることを願おう。

それだけしか、出来ないから。

「知ってるよ」

うそ。
本当は、知らなくて初めて知って嬉しいんだよ。

なんてぜったい言わないけど。
/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp