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それでも君がいい。

第20章 記録.20



天気のいい今日。
夏芽の部屋に行くと、夏芽は居なくて。

探すと庭に居た。

「夏芽」

「あ、翔馬〜!!」

笑顔で手を振る夏芽。
駆け寄り、見てみると薔薇やパンジー、チューリップと言った花がある花壇の前に居た。

「今日、外出許可出たから庭の花の手入れしようって瑛翔と街に行って肥料とかいろいろ買ってきたの!」

じゃーん、と効果音付きで肥料を見せる。

「凝るね」

苦笑いしながら肥料を抱える。
けっこう重くて、ずっしりくる。

「やるってなったらとことんやらないとね」

麦わら帽子を被る夏芽はやる気マンマンだ。
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