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それでも君がいい。
第16章 記録.16
「あれ~、瑛翔、どこだ~?...」
ドンッ
よそ見していると、誰かにぶつかる。
「ごめんなさいっ!!」
落とした本を拾う。
ぶつかった相手は少女だ。
さっきの子?
「ケガ、ない?」
「....めっちゃイケメンやぁ~♡♡」
「...は??」
少女はそう言い、抱きついてきた。
金髪のくるくるカールを巻いた髪の毛がはねる。
「好きやぁ、めっちゃ好みやぁ~♡」
さらに強く抱きしめてくる。
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