• テキストサイズ

クリスマスの魔法

第2章 相手の気持ち


ガチャッ

「さむっ」

マドンナ「はい、コーヒー。」

「ありがとう」

マドンナ「仕事の話しと親友としての話し、どっちからがいい??」

「仕事からでお願いします」

マドンナ「(笑)オブジェ、間に合いそう??」

「今、頑張ってます」

マドンナ「オブジェの写真見せてもらったんだけど…何かが足りないのよね」

「足りない??」

マドンナ「そう。テーマが願いなんだけど、の願いがイマイチ伝わってこないのよね」

「私の願い…」

マドンナ「そう。作り手の想いが一番大切なの。がオブジェに込める願いはなに??」

「それは…みんなが幸せになることでしょ」

マドンナ「だったら、その願いをもっとぶつけてよ。そうすれば、もっと輝きが増すから」

「……」

マドンナ「期待してるんだから、の本気で答えてみせてよね。仕事の話しは以上。…ここからは親友として話すんだけど…クリスマス、渋谷くんから誘われたんだよね」

「そうなんだ。どうするの??」

マドンナ「一回断ったんだよ。大事なイベントがある日だし。でも、必死にお願いされたから、ついついOkしちゃったんだよね」

「なにか他に約束があったの??」

マドンナ「約束はないんだけど…渋谷くんって昔から人気者だったでしょ??だから、なんで私なのかな??って…」

「気にはなってたんでしょ??」

マドンナ「…それは…」

「…そっかぁ。いいなぁ~、クリスマスに一緒に過ごせる人がいて」

マドンナ「は??横山くんや村上くんは??」

「横もヒナちゃんも彼女と過ごすらしいよ。私は可哀想なクリスマスで~す」

マドンナ「…えっ…」

「ん??」

マドンナ「なんでもない(笑)…そろそろ時間だから行くね」


…バタン


あの反応…マドンナには想い人がいるってこと??
なんだか、知りたくないことを知ってしまった気がする…
/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp