第5章 運命共同体のシンデレラ
二宮和也
「何はともあれ新生嵐ツアーが終わろうとしてます。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
ジュニアの人たちもお疲れ様でした。
そして代表として来てくれてる皆さん、ありがとうございました。
小雨君、ね。
いきなりジュニアとかすっ飛ばして嵐に入っちゃったから、このツアーですごく悩んでたと思います。
実際、休憩中にうたた寝しててね、魘されてたんですよ。
まぁ、そういうので話聞いたりとかして。
我々とそんなに違わないな~と思ったんです。
似てる部分があるというか。
だから、これからもどんどん長くみなさんと遊べる日が続けられるように僕らも支えあってね、頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いします。」
櫻井翔
「奥の奥の方、上の上の方まで…見えてますよ!
ありがとうございました。
本日でツアーファイナル!
ちょっとさみしいですね。
今日のツアーファイナル楽しんでいただけたでしょうか?
小雨という存在が嵐に増えて、皆さんも複雑な気持ちを抱えていたんじゃないかと思いますが、このツアーでその気持ちを少しでも払拭できたかな~って思います。
小雨は急に嵐に入ってくる図太い神経はありますけど、案外繊細なんですよ。
このツアー中もご飯食べれなくて栄養失調になったりね。
もう治りましたけど。
俺らがオカンのようにちゃんと3食食べるように言ったんで。ははっ。
えー、これからもこの新生嵐で長く続いていけるように、我々と一緒に皆さんも新しい嵐をつくっていただけたらと思います。
本日はありがとうございました。」