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奇跡のシンデレラ
第3章 現実のシンデレラ
こういう混乱は、モデルの仕事でも起こった。
ポージングの仕方が男性的になったと言われたり、なんだか自分でも露出の多い服を身に纏うのが億劫になったり。
現実の私と、嵐の私と、女の私と、男の私。
混同してきているのかもしれない。
大事なコンサートを前に、私は現実世界でも意識して女を演じるようになった。
みんなと私を守るため。
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