第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
「千花夏ちゃんって前にたんぽぽを尊敬してるって言ってなかったけ?」
「うん。白鳥久美子さんね。」
「たんぽぽって確か2人のコンプレックスをいじってなかったっけ?すごくインパクトあるなーって思ったんだよな。2人とも1度見たら忘れなれない顔っていうか・・・だから僕らもインパクトのあるコンビ名にしようぜ。」
最初君と話しているうちに段々コンビ名が決まってきました。
「それいいね。だったら2人で似たのを考えてた”おさげとまる頭”か”おにぎりとメガネ”のどちらかだよね。」
話し合いの結果はご覧の通りですがコンビ名は2つに絞られました。さて、ここからが問題ですがどちらにしましょうかね。
「でも、僕らが考えたコンビ名ってインパクトはあるけど言いにくいなあ。」
「だったら略せばいいんじゃない?ななみさんが言ってたでしょう。スターバックスコーヒー店はスタバって言うんだよって。」
まず、おさげとまる頭を略してみると→おさまる??という変な言葉になってしまいました。おさまるって収まるって事?それとも治まる、納まる、修まる・・・。ややこしくなりそうなのでこちらは無理ですね。
次におにぎりとメガネはどうだろう→おにめが・・・。
「ねえ、おにぎりとメガネだとおにめがでカッコよくない?それでカタカナ表記にする?ひらがなにする?」
「平仮名だとわかりやすくていいんじゃない。カタカナだとおにぎりってカタカナ表記はしないからね。それじゃあおにとめがの間に星マークをつけよう!」
こうして私達のコンビ名はおにぎりとメガネを略して”おに★めが”になりました。
「それではこんな僕ら"おに★めが"をよろしくお願いします。」
そして今コンビ名が決まった瞬間でした。私は嬉しさのあまり最初君と抱き合っていました。
「よし!"おに★めが"で養成所を卒業するぞ!!」
これから2人ですばらしいお笑いが作れるように頑張ります。みなさまの応援よろしくお願いします。