第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
お昼はイーヨーの中で済ませることにしました。そういえばタリーズコーヒー店を発見しまして複雑な気持ちになりました。ライバル店じゃないですよね?それはさてお”き舎鈴(しゃりん)”とうラーメン屋を発見したのでここで食べていくことになりました。やっぱり男の子と言ったらラーメンなのかな。
「ここはつけ麺が美味しいんだってさ。気になるから頼んじゃお。」
2人で席について注文したあとは話に花を咲かせました。
「この前の講義でななみさん輝いてたな。」
私が懐かしんでいると最初君が頷きました。
「だって最近ピン芸人の講義やってなかったもんな。」
「ねえ、コンビ名決めようって言ってから随分経つけどどうする?」
「うーん。男女コンビだとどんなのがいいのか悩むなあ。」
そこで日本で活躍なさっている男女コンビの先輩たちをピックアップすることにしました。
1:南海キャンディーズ→山ちゃん&しずちゃん
2:ゆにばーす→川瀬名人さん&はらちゃん
3:相席スタート→山﨑ケイさん&山添寛さん
4:ユメマナコ→まるゆかさん&ねもよしさん
5:自由きまま→西口宜夫さん&稲村ジェーンさん
6:たぬきごはん→宍倉孝雄さん&ほりゆうこさん
7:新鮮なたまご→ハイジさん&さかしたさん
8: スーパーニュウニュウ →大将さん&ふるないなやさん
9:シンクロック→木尾陽平さん&吉田結衣さん
10:タカダ・コーポレーション→大貫さん&おやきくん
「ざっとあげてみてこれだけかな?」
最初君と2人でこれだけ男女コンビの名前をあげてみたのですが結構疲れました。それからラーメンが運ばれてきて食べながら話しました。
「そう言えば、千花夏ちゃんも僕と同じようなコンビ名考えていたなあって思ったんだけど、僕らって考え方が似てるのかな?」
最初君がラーメンを食べながら私に聞きました。
「ああ、確かにそうかもね。」
私は頷きました。
「コンビ名ねえ・・・何にする?」
「そうだね。最初君は尊敬する芸人さんはいないの?」
私はふと最初君にこのことを聞いてみました。
「やっぱり尊敬するならウンチャンナンチャンだな。でも男女コンビで目指すならユメマナコさんみたいにフレッシュ路線にするか、ゆにばーすみたいにぶっ飛んだ感じにするかだよね。」
「ゆにばーすのはらちゃんってインパクトあるよね~。ん?インパクト・・・??」
私と最初君は顔を見合わせました。