第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
次の日の養成所ではボケツッコミとノリツッコミの違いを学びました。まず最初はボケツッコミの例として”タカアンドトシさん”の漫才を見て吉田講師が動画を止めながら説明してくださいました。タカアンドトシさんといえば”欧米かっ!”のギャグで一躍有名になりましたよね。
今回勉強用として見た動画はタカアンドトシさんの傑作漫才「特殊」でした。子供が欲しいよねという話題になりました。トシさんが”双子もいいよね”と言っているのに対してタカさんが”600つ子”欲しいななと言っておりました。そしてすかさずトシさんが”カエルか!”とツッコミ、タカさんが”オタマジャクシか”と入れておりました。
「タカさんはトシさんの特徴や話題に関連したボケツッコミをなさっていますね。」
吉田講師の説明に頷くことばかりでした。
次にノリツッコミの”ハライチ”さんの動画を見ながら吉田講師が説明してくださいました。今回は肝試しのネタでした。
落ち武者の霊、軍人の霊と来て”新人の霊”とくるとはかなりぶっとんでますね。
「今出て来ても怖くないだろう~。」
の澤部さんのナイスツッコミが光りましたね。
シロアリの霊・・・とはどんなものでしょうか?
この漫才では岩井さんがいろんな霊のお題を出してそれに澤部さんがコメントしていくという斬新な漫才だったと思います。
そしてハライチさんのはもう一つ動画を見ました。テーマはキャッチフレーズです。吉田講師によるとこちらの動画の方がよりノリツッコミがわかるとのことでした。
むくれる獅子?ってなんだろう??めくれる生地、よくいる虫とこちらはノリツッコミのテンポが良くて似ていてすごくわかりやすかったです。
「前の授業ではお笑いの用語をざっと紹介しただけだったので今回みたいに次からお笑い用語を詳しく学んでいくぞ!」
吉田講師は授業終わりにこうみんなに告げました。
そしてこの日の授業は終了しました。
さて、私はこれからバイトへ行ってきます。バイトも忙しくなりそうです。
あと最初君とのコンビ名がまだ決まらず・・・他のももっと考えようということになりました。それでは~!!