• テキストサイズ

女芸人の日常

第2章 上京してから


お店に着くと早速お目当ての”東京ジャンドゥーヤチョコパイ2をゲットしました。一番安い4個入りの600円のを買いました。そしてトイレ前の休憩室でぱくりってフードコーナとかなかったのかしらね?まあ、それはさておき!!これがデリシャスって言葉が似合うのかどうか・・・すごく美味しいのよ。こんなうめえもん熊本にはなかったっぺ!(あっつい熊本弁が口走ってしまった)
「濃厚なチョコレートクリームがもう最高!!」
ななみさんは少女漫画の主人公ばりの可愛さで口いっぱいに頬張っておりました。
「いや~走った甲斐があったね。でも結構ざっくりしてるのかと思ったら意外と軽くてびっくりだな。」
最初君は一気に口の中に入れて味わって食べておりました。
「そうだよね。ヘーゼルナッツの風味がまたいいよね。美味しさを引き立たせてるていうか、熊本にはこんなうめえもんないな。さすが東京はいろんな物があるね。」
気が付けば3人であっという間に食べてしまいました。
「美味しかったね。次はどこ行く?」
さて次はどこへ行くのかという話になりましてななみさんが
私と最初君の方を振り返ってこう言いました。
「私のお店に付き合ってもらったから次は最初君の番ね。」
ということで次は最初君の行きたいお店にななみさんと私で付き合うことになりました。
「僕は”グランスタ8周年記念イベント”ドリップマニア ハンドドリップ体験ミニセミナーに行きたいんだよね。」
「それじゃあそこに行こう!」
ということになり3人で話しながら歩き出しました。
「そういえばななみさんと千花夏ちゃんって似たようなバイトしてるけどやっぱりああいうところで働くとコーヒーの知識も増えるもんなのかな?」
最初君が私達に歩きながら聞いてきました。
「そうね。コーヒーの入れ方なんてうちの店はこだわってるわよ。でも千花夏さんのところはチェーン店だから決まり事はどの店も一緒よね?」
ななみさんが私に聞きました。
「そうだね。コーヒーの入れ方とか仕入れる豆とか決まっちゃってるからな。新商品だってどの店でも同じの発売しなきゃいけなし。でもその店だけの限定商品もあるんだよね。私は六本木のスターバックスのソイグラノラとかいうのがいつか飲んでみたいんだよね。でも六本木に行くお金なんて今はないけどさ。」
そんな私の話を聞き、なるほどねと2人は関心していました。
/ 318ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp