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女芸人の日常

第6章 お笑いというカテゴリーを乗り越えれば冬が来る


千花夏「ど~も。私達、男女コンビをやっております冴えない昭和を醸し出し女のツッコミ千花夏です。」
最初「僕が女子力高めな男子でボケの最初一です。上と下の名前が意味一緒です。」
千花夏&最初「メガネが特徴おにぎり頭でおに★めがです!本日はショートコントをやります。」
最初「ショートコント”グルメリポーター”。」

千花夏「皆さまこんにちは。お昼の今ドキッ情報をお送りします。リポーターの山本です。本日はここ、大人気のラーメン店に来ています。早速中に入って行きましょうっていうかお店の外まで長蛇の列ですね。ちょっと失礼しますね。」
ガラー
最初「らっしゃあせーらっしゃあせ-。」
千花夏「威勢の良い店員さんの声が響き渡りますね。」
最初「アットホームなスマイル1番へようこそ!」
すると笑顔でこちらにやってくる最初君。
千花夏「ええ?スマイル一番ってあなたのその笑顔だったんですか?」
最初「そうなんですよ。なんせこの白い歯が自慢でね。」
千花夏「いちいち見せなくていいですから。えっとここのおすすめのラーメンは何になりますでしょうか?」
最初「うちの店自慢の味いちもんめラーメンになります。早速作らせて頂きますね。お冷をどうぞ。」
千花夏「よろしくお願いします。」
千花夏「ここのお店は活気にあふれていていいですね。そしてこのお店の人気メニューの味いちもんめラーメンは一日で300食も売れるという人気メニューとなっているそうですよ。あっ、ラーメンが来ました。」
最初「お待たせしました。うち自慢のラーメンです。」
千花夏「あれ?器小さくないですか?」
最初君が出してきたのはお味噌汁のお椀!
最初「失礼いたしました。こちらです、どうぞ。」
千花夏「おいしそうですね。こちらのラーメンは何から出汁を取っているのでしょうか?」
最初「出汁を入れて味いちもんめ~僕の出汁だよ味いちもんめ
~♪」
千花夏「ってはないちもんめの替え歌しないでくださいよ!それに出汁があなたの出汁なんですか?」
最初「いや~僕って汗っかきでしょう?」
千花夏「知りませんけど。」
最初「おいいしい出汁と一緒に僕の汗も流れ出ちゃって一緒に煮込まれたみたいな?」
千花夏「ええ?おいしくなさそう。」
最初「ってのは嘘でした。」
千花夏「嘘だったんかーい。がくっと書いて学ぶって書きますよ。」
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