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女芸人の日常

第6章 お笑いというカテゴリーを乗り越えれば冬が来る



11月9日です。ネタの対抗戦までまだ日がありますね。今日もお笑いにひた走る千花夏です。よろしくお願いします。
本日は”入る(はい-る)”ということを学びました。

★入る(はい-る):あるキャラクターになりきったり、コントの世界が始まったりしたときの状態を指す。日常でも、自分の世界に入る、と言いますよね。
そこであばれる君さんのネタを参考に拝見しました。彼のコントはしっかり設定がなされていて凄いですね。
「さっさとマカロニゆがいたれ!」
の言葉に一同爆笑でした。
そしてこの日は”ネタふり”も学びこちらは実践してみることにしました。

★ネタふり:他の芸人に対して、ボケさせるための話やきっかけを与えること。明石家さんまさんが若手芸人に対してよくこのことをする。そしてうまくぼけられないと「ダメ出し」が入る。

本来なら明石家さんまさんがされるのですがここではダメ出しを吉田講師にしてもらいチャレンジしました。
「お題はシンデレラについてだ。ボケが上手くボケないといけないぞ!それでは順番によーい、始め。」
吉田講師が作ってきたシンデレラのお話のフリップボードにボケの方が突っ込むというもの。頑張れ最初君!

最初「えっと最初一です。シンデレラってそもそも何でこんなひどい名前なのかな?だって灰かぶりですよ!それならマリー・アントワネットの方がよくないですか?」
最初君のボケに徐々に笑いがこみ上げてくるから面白かったです。
次にチュニジーのボケはと言いますとね。
チュニジー「えーシンデレラ、フランス語でサンドリヨン。和名は灰かぶりもの。本当はシンデレラって恐ろしい女性だったって知ってました?継母の足を焼いちゃいますから。」
吉田講師「それは白雪姫だろ!白雪姫の最後に魔女に靴を差し出したんだよ。それで魔女が履いたら燃えたんだよ!」
講師のツッコミがすかさず飛びこれはこれで面白かったです。そして他の生徒達に吉田講師が突っ込んでいきます。みんな面白くて笑いっぱなしでした。それからななみさんの出番になりました。
ななみん「シンデレラってそもそも魔女のおばあさんがいない訳ですよね?でもシンデレラの名付け親って魔女のおばあさんになってる。私だったらシンデレラじゃなくてすみれって名付けますけどね。すみれが咲くあの丘のように~。」
みんなの個性が光っていて楽しい授業でした。それではまたね!

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