第5章 真っ赤なお笑いの秋に!
★ピンク芸人:ピンクにはエロのイメージが付いている。よって、テレビなどでエロティックなことを多用する芸人を称してこう呼ばれる事が多い。落語家では笑福亭鶴光、若手ではイジリー岡田など。ただ、女性タレントによくセクハラをするTN石橋・極楽加藤などはこう呼ばれることはない。おそらくは、エロな言葉をしゃべって笑いを取る芸人のことを指しているのだろう。
★腹話術師:唇・歯などを動かさずに話す技術。
従来の腹話術は唇を付けないと出ない音「マ行」や「パ行」は発音できない、とされていたが、いっこく堂がその概念を覆した。よっていっこく堂の芸をできない腹話術師はもはやテレビには出られない。かわいそう
千花夏「あの、講師!それっていっこく堂さんの芸をマスターしないとそういう方はテレビに出演できないんですか?」
私は気になったので吉田講師に質問してみた。
「ああ、残念だがそうみたいだな。」
吉田講師が残念そうにそう言って講義を続けた。
★ふら:キャラクターのこと。
用例:「~がいいね」
★ブリッジ:ショートコントのような、一ネタの間に複数の小ネタを続けてするときに間に挟む動作のこと。ダチョウ倶楽部の「ドゥワーパドゥワ、ドゥワーパドゥワ、ドゥワーパドゥワドゥー」、底ぬけAIR-LINEの「はーいどーも!」などが有名。
★平面のネタ:ボケが不特定にある状態から、一つ一つ拾い出してネタにしていく手法。ネゴシックスの一部のネタはこれに当てはまる。一発ギャグをする場面にて、題材が台上にたくさんある場合なども。
するとななみさんが吉田講師に質問しました。
「質問なんですけど超新塾は6人組でお笑いをやっていますが彼らの場合はこれに当てはまりますか?」
「なるほどな。超新塾の場合はイーグル溝神さんがツッコミだ。あとはアイクぬわらさんだけがネタ冒頭で嘆き役やネタの最後のモノマネを担当している。他メンバーはボケ担当だ。それに比べてネゴシックスさんはピン芸人だからな。超新塾の場合はメンバーはたくさんいるがボケとツッコミに分かれているからこれには当てはまらないと思うぞ。また、自分でも調べてみるといい。」
吉田講師は考えながら答えてくださいました。
この日はこうして終わりました。続きは明日で!