第2章 上京してから
さて、養成所がお休みなので早速スターバックスの方に電話をしました。(9時くらいですかね)何時に電話したらよいかわからなかったのですがあまり遅い時間だとお客さんも来てしまうし早く済ませた方がいいかなっと思いました。緊張でドキドキでしたが電話でのやり取りでOKをもらいました。このOKは面接を受けてもいいって意味です。なので勘違いしないでくださいね。そしてこの日に履歴書を持参してスターバックスへ行くことになりました。時間は午後3時です。さてこれから何をしましょうかね?と思っていましたが私はすっかり忘れていたことがありました。履歴書書いたのに印鑑がないことに気がついて慌てて印鑑が売ってるお店に行って買ってきました。間に合ってよかったです。私の名字は”山本”なのですぐに見つかりました。ちなみに名字の山本さんは日本全国で7位だそうです。それから山本のつく有名人は芸能人の山本みどりさんやスポーツ選手の山本浩二さんそして戦国武将の山本十左衛門尉さんと様々な方がいて驚きました。みなさんの名字も気になったら調べてみてくださいね。
午後になり私は履歴書をクリアファイルに入れて一応筆箱も一緒に鞄に入れてスターバックスへと歩きました。歩くとかなりの時間がかかるため早めに家を出ていきました。
面接ではアルバイトをする目的や何で知ったのかなど様々に質問されていきました。そういえば精密工業の時は正社員という肩書きがかかっていたので面接もかなり緊張していましたがこちらもかなり緊張してしまいました。でも相手の額を見ることを心がけてゆっくり話したので大丈夫かな?相手の額を見て話すと緊張しないってよく言いますもんね。履歴書を渡して面接が終わった私はスターバックスを出ました。いつかファーストフード店で働いてみたいなんて小さい夢を描いていたっけな?今回のバイトの合否は後日電話で知らせてくれるとのことです。それで連絡がなかったら落ちたと思ってくださいと言われました。それまではドキドキですね。
そしてこの日も銭湯へ行ってきました。脱衣所を出てロビーで涼んでいると近くにいたおばあさんがフルーツ牛乳をおごってくださいました。なんて優しい方なのでしょう!私はすぐにお礼を言って瓶の蓋を開けました。ゴクッと飲んだ瞬間は衝撃でしたね。あとはバイトの面接の合格を祈るのみです。