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女芸人の日常

第4章 私のお笑い計画書


ついに第2回目のネタ見せ発表会が来ました。
「みなさん、今日は第2回目となるネタ見せ発表会の日だ。選ばれし諸君は心して望むように!そして選ばれなかった諸君も今後の自分たのお笑いにどう活かすか考えながら見て欲しい。そして今回は出オチか三段オチを選んでネタを作ってもらった。ネタを始める前にどっちをやるのか知らせてからにしてくれ!!以上だ。」
吉田講師の挨拶を済ませてネタ見せに入りました。
最初は男性2人組”エレキテルトリッカーズで出オチでした。
2人で出オチをするのもどうかと思いましたがなかなかでしたね。幼稚園児の服装にナルトのようなぐるぐるを頬を描き太い眉毛というそっくり!?を意識したのでしょうか?でも完成度は高かったです。次は女性のピン芸人”独りぼっち”が1人で三段オチに挑戦。
でも最初君が言っていたように”べっぴんさん、べっぴんさん、一つとばしてべっぴんさん”なんかは1人でも出来そうですもんね。
そして3番目は”えりりんとゆかりん”でした。
女性コンビで三段オチってどうかな?って思っていたんですが彼女たちはポッチャリを意識した漫才が良かったですね、。
「脂肪も落としたら?どうもありがとうございました。」
拍手喝采でした。
そして4番目はななみさんの登場でした。
ななみ「どーも。ピン芸人のななみんです。今日は出オチをやりたいと思います。よろしくです。」
ななみん「さて今日のお題はこちら!!」
ななみさんがフリップボードをめくりました。
ななみん「ドラマや映画で度々目にするわかりにくい主人公!!」
会場からの歓声がちらほら聞こえてきました。
ななみん「まず最初に上げるのは男性なのか女性なのかわかりにくいアンニュイな主人公。」
1つ1つ項目を上げていきその項目に合ったっ主人公を演じていきます。
ななみん「ほら僕ってお花大好きだしと言っている彼の仕草に注目あれ!!これは正しく女性自身だ。」
会場は大爆笑でしたね。あの雑誌のタイトルを掛けるなんてなかなかやるなあ。
ななみん「そういう人ほどおねえ疑惑出ますがきっぱり否定しているところが何とも言えないですよね。」
これは最初君を参考にしたのでしょうか?隣に座っている最初君が嬉しそうでした。
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