• テキストサイズ

女芸人の日常

第4章 私のお笑い計画書


ネタに入りすぐにパトカーのサイレンの音が響きました。するとななみさんが突然銃を構えてこう言いました。
ななみ「そこを動くな!」
ななみさんは犯人と刑事と2役やるそうです。ピンともなると大変だな。
ななみ(刑事)「君は指名手配が出てるんですよ。今すぐ警察署まできてもらおうか?」
ななみ(犯人)「この100万は渡さないぞ。」
するとななみさんがフリップボードをめくりました。
ななみ(刑事)「いや、それは居酒屋百萬石っていう居酒屋ではないですか?」
フリップボードには居酒屋さんの写真が写っておりました。
ななみ(犯人)「だからこの100万は渡さないって言ってるだろう?」
ななみさんはフリップボードをめくりこう言いました。
ななみ(刑事)「それは加賀百万石!!」
そしてこのやりとりがしばらく続きます。
百万畳ラビリンス
百万ドル中野
百万ドル 二子
そして百万本のバラの文字がフリップボードに書かれていましてななみさんが手品で100万本ならぬ100本のばらを花束で出して歌いだしました。曲は”百万本のばら”です。
そして曲の間奏に入るとネタが進んで行きました。
ななみ(刑事)「これは100万本のバラじゃないか?100万はどうした?」
ななみ(犯人)「100万という気持ちを表してみました。100mangoku 祭。100万円の100万石!!」

ななみ「どうもありがとうございました。」
ななみさんのネタは拍手喝采でした。

私はななみさんワールド全開で素敵なネタだと思いました(笑)
実は7月から始まるネタ見せではただネタを見せるのだけではなく講師の方々から厳しいお言葉やありがたいお言葉を頂くチャンスなんです。私と最初君は子供にウケそうなネタで好印象と絶賛でしたがおばあさんのセリフも欲しかったとの意見頂きました。ありがとうございます!!
そしてななみさんはやっぱりネタを詰め込みすぎとの指摘を受けていました。でもチャレンジ精神が見えてるので頑張って欲しいとアドバイスを頂いておりました。

そして最後に吉田講師から第2回目のネタ見せについて簡単に話がありました。
「第2回目については日が近くなったら改めて話すが、第2回目のテーマは出オチか三段オチのどちらかを選択してネタを作るようにな。それと選抜なので選ばれているどうかはわからんので。以上!!」
7月はダンスもあるし何かと大変です。
/ 318ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp