
第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~

はっと気がついたら翌日になってた。そんで養成所のロビーにいた。
「あらら、もう次の日か。早いなあ。」
なんて呟いているといつめんの2人がやって来た。
「おはよう。」
(*^o^*)オ(*^O^*)ハーと返してハイタッチ!!
「今日はたしか考えオチの講義だったよな。」
最初君に言われて思い出しました。そうなんです。今日は考えオチの講義なんです。そりゃ7月のネタ見せでいきなりやらされるよりも事前に学んでからの方がネタは作りやすいもんね。
そして早速講義が始まりました。
「今日は考えオチの講義に入るぞ。7月の最初のネタ見せテーマでもあるからな。いきなり難しいテーマで悪いのだがお笑い界を乗り越えていくには必要になっていくから後回しよりも先に考えておいた方が慌てずに済むぞ。」
吉田講師がこう話を切り出して講義がスタートした。
「さて、まず考えオチとはどういうことだったでしょうか?」
吉田講師が私を当てました。
「はい!考えオチとは、少し考えさせるボケで笑いを取ることです。」
「その通りだね。」
吉田講師は頷いて話を進めました。
「『考えオチ』は、相手がボケの意味を考え、それがわかったときに笑えるマナーだ。なぞかけの作り方を覚えるとやりやすいでしょう。」
ここでは最初君も言っていたことが例に挙げられてわかりやすく説明してくれました。
「落語なんかもそうですよね。」
そこにななみさんが質問しました。
「確かにそうだな。落語なんかは例に取り上げやすいからな。」
吉田講師はそう言った後私たちに問題を出しました。
「さて、ここでみんなに問題を出すぞ。答えを当ててくれ!!」
吉田講師は黒板に書きながら言いました。
”カレー屋の店主が、ある日ムスリム(イスラム教)風の客に、 間違えてポークカレーを出してしまった。
その客が開口一番、「おい!これ豚肉の味がするぞ!」
と言った。”
「さて、なんてツッこんだら正解でしょうか?考える時間を今から10分ほどやるので出来た生徒から手を挙げてくれ。」
「はい。」
私達は例題について一生懸命に考えた。
「君達にヒントを言うがカレー屋の話の意味が分からないという人は、普段笑ってはいるが、何が?どこが?面白いのかが基本的に分かってなくて、説明ができない人だな。 」
吉田講師は私達にヒントを与えてくれましたが(゚ν゚)ニホンゴムズカスィネ・・・。
