第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
ダウンタウンさんのネタの作り方~
「ダウンタウンさんのネタの作り方ってあまり情報がないような気がするんですよ。そこで少しでも情報が絞れないかと思いまして探してきました。」
吉田講師はこう切り出して話を続けました。
「ダウンタウンさんの漫才のネタを見ているとわかるのですが、基本セリフをかっちり決めてやっていません。今年のドリームマッチ ’09で松本さんが言っていたのですが、ネタを紙に書いたりしたことがないそうです。つまり、ある程度のテーマや笑いを取るための軸を決めてから、アドリブベースでネタを作っていると思われます。で、その中で面白かったボケを残していって、その中でまた裏切りをすると、ネタを紙に書いている人がやると煮詰まっ行き詰って何が笑えるのかわからなくなるっていうパターンになりそうな気がします。 」
私も聞いていてなるほどと思いました。ダウンタウンさんは実力のある方なので学ばせていただいて嬉しかったです。
そして吉田講師は最後にこう締めくくりました。
「一応ですが、プロの芸人を目指す人が、このネタの作り方を単純にマネするのは、非常に危険なので気をつけましょう。下手をすると事務所の人に怒られたりしますし、1分ネタとかは、これでやるのは多分不可能なので。 」
ネタの作り方の講義だったので私は吉田こうしに質問してみました。
「ネタの作り方について他の芸人さんで質問があるんのですが、さま~ずさんとTKOさんってネタの作り方がよく似てると聞くのですが本当でしょうか?」
「そうですね。早速質問が出たので2コンビも見ていきますかね。」
そう言った吉田講師は2さまぁ~ずとTKOはネタの作り方が似ている”の動画を見せながら説明してくださいました。
(わざわざスミマセン。)
2人ともアホじゃんって確かにそうですね。ノリで18年なんてすごいですね。最初はTKOさんって歌ネタやってたんですね。さま~ずさんもTKOさんもネタを持ち寄ることから始まって最後メインは誰だ!?ってなるんですね。すごくいい勉強になりました。この日も養成所終わりにバイトがありました。バイトの方もすごく疲れたけど明日から6月です。ワクワクしますね。それでは(=´ω`)ノおやすみだょぅ