第2章 第二振 薬研藤四郎
国広の初陣から数日経ち、草むしりと土を耕すことは終わった。
そして、今日は審神者として新しい事をまた一つ学べるらしい。
「ではまず、鍛刀場に行きましょう!」
こんのすけに連れられて、鍛刀場に行くと、小さな妖精のような男がいた。
「え、なにこの人。」
「この鍛刀場に居るのは鍛刀をしてくれる式神とでも思って下さい。」
「俺が打つわけではないのか。楽だ。」
「で、では、この方に依頼札を渡して下さい!」
そう言われるまま、手に持っていた札を渡す。
「では、初めてですので、素材は初期のままで行きましょう!この量を変える事によって、出来るものが違ってきます!」
「成る程な……じゃあ、よろしく頼む」
そう言うと、鍛刀が始まり、出てみると、障子に時間が浮かび上がっていた。
「20分?」
「これは刀が出来るまでの時間です。時間が短ければ大体が短刀や脇差です。」
「ふーん……」
「で、次に手伝い札を使いましょう!」
そして、依頼札とは別の手伝い札を障子に貼り付けると、その手伝い札は燃えて無くなり、次に障子がバッと開いた。
「できましたよ!!」
その声と共に桜吹雪が舞い、部屋から外へ出てくる。
粗方桜吹雪が無くなってくると、見知らぬ顔が一つ。
辺りを見渡せば、いつの間にか桜の花びらは跡形も無くなっていた。
「よ、俺っち、薬研藤四郎。よろしく頼むぜ?大将。」
見た目は小学生から中学生の間くらいだろうか、だか、口調からしっかりしているように聞こえる。
「