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とうらぶっ☆
第4章 夏の風景
7
「主や、俺もかき氷とやらを食べたい。」
事の発端は、天下五剣が三日月宗近のこの発言であった。
「短刀たちがな、話しておったのだ。本丸では夏になると、氷を薄く削ったものに”しろっぷ”とやらをかけて食べるのだと。」
ぜひ俺も食べてみたい。
美しい瞳をうっそりと細めて言う三日月宗近に、男は二日ぶりの睡眠を諦めることになったのだった。
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