第2章 忌み子
ユリ「……と、言うことなんだ。」
ロー「そうか…」
ローさんは優しく私の頭を撫でてくれた。
ユリ「ありがとう。」
ロー「一緒に来ないか?」
ユリ「え!?……いきなり…言われても。私は、」
ロー「そうか…」
ユリ「本当にごめんね。」
ローさんは私の隠れ家から出ていった。
ユリ「これで良いんだ。」
また…誰かを巻き込んで、犠牲になって欲しくない。
〜船〜
ロー「はぁ…」
ローは溜め息をついていた。
ベポ「キャプテン!!」
ロー「何だ?」
ベポ「本当に良いの?」
ロー「仕方ないだろ。」
ベポ「諦めたら、その子救われないよ。あと、キャプテンも。」
ロー「どうゆう意味だ。」
ベポ「好きなんでしょ!?」
ロー「っ…」
ベポ「キャプテンの顔見てみれば判るよ!」
ロー「…」
ベポ「好きなら守ってあげてよ!!!!」
ロー「!!!」
ローは走って行った。
ペンギン「あれ?キャプテンは?」
ベポ「青春真っ盛り♪」
ペンギン「は?」