第2章 嵐の夜のおあずけ/伊達政宗(政宗side)
「んはっ……はっ……だっ……めっ!」
浅い呼吸と一緒に発せられる言葉
愛香がイきそうになってるのがわかる。
「ン……まだ駄目だぞ」
「やっ……やめっ……でちゃ……うっ」
涙を浮かべ、必死に快感の波に抗おうとしている愛香が愛おしくて堪らない。
「まさむねっ……ハァ……お願いっ」
許しを請うように何度も俺の名前を呼ぶ
それだけの事だが、嬉しくなってしまうのは
俺が愛香に惚れているからだな。
指に纏わりつく蜜の粘り気が、愛香が絶頂にむかっている事を知らせている。
「イけよ……」
浅い呼吸をしている愛香に悪いと思いつつも唇を重ねてしまう。
「ンンっ!!……ふっ……」
直ぐにでも達っせるように指を奥深くまで入れて上下に動かすと
「ひゃあんっ!」
「くっ……ふっ……」
締め付けかが強くなっていく
それでいて蜜は水気を帯びて、いやらしい音が鳴り響く
「政宗っ……んっ……はっ……政宗のを……」
「ん?」
「政宗自身で達したいの……」
頬を染め、俺の男根をキュッと握り締めるとは……
「おねだりが上手になったな」
頬が緩みそうになるのを必死で堪えると
つい、目を細めてしまう。
「でも、その前に……」
「え……?
あっ! ンンっ……!! んあっー!!」
指でイってもらうからな
その後でゆっくりと俺自身で愛してやるよ
*政宗side*Fin