第15章 奥州の大トラ/伊達政宗(政宗side)
肩で息を吸っている愛香が落ち着くのを待って蜜壷に男根をあてがう。
ゆっくりと腰を沈めていくと
「政宗っ……」
きゅっと俺の背中にしがみつく
それだけなんだが、心が跳ね上がる
「あんまり締め付けるなよ?」
「……むりっ……だよ」
静かな部屋に響き渡る愛香の喘ぎ声と俺の息遣い
腰を動かすたびに刺激を受けて全身が痺れてくる。
「あ……んっ……政宗っ……」
愛香が達しそうになると動きを緩め、落ち着いたらまた動きを早める
「んはっ……意地悪…しないでっ」
「ん? 意地悪?……っ」
「……お願いっ」
達したいのか?
まあ、分かっているけどな
蜜壷が達したくてヒクヒクとうごめいている。
「もう満足なのかよ」
「……これ以上シたら……」
「ん?」
「おかしくなっちゃうよ……」
「……っ」
その顔はマズい
反則だろ?
我慢の限界まで耐えて涙ぐむなんて
俺がおかしくなっちまう
心臓が壊れるんじゃねぇかっていうくらいに早く動きだす。
お前、俺を殺す気か?
(愛香に殺されるのなら本望だけどな)
まあ、まだ夜は長い
1回イかせてもまだまだ可愛いがれるからな
今宵は躰が溶け合うまで愛し合うか
口付けを交わしながら愛香を快楽へと導くように片足を抱え、深く腰を落とした。
「ふっ……ん! 政宗っ……」
惚けた声で俺の名を何度も何度も呼ぶ愛香
その声が俺を満たしてくれる
*政宗side*Fin