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イケメン戦国◇甘い囁き◇R18

第13章 堕ちていく恋心/明智光秀◇(光秀side)其の2


ほどなくして愛香は、気を失ってしまった。
痛みからであろう。


俺は男根を抜くと愛香の穴に薬を塗った。


「あ……」


指にうっすらと血がついている。


「すまなかったな……」



額に口付けを落とすと、着物を着せてやり
布団を掛けると俺は部屋を出た。



いつもの俺なら後悔などしない。
でも今回は__



「俺としたことが……」


焦っていたのか?
秀吉と一緒にいた愛香の愛らしい表情
俺と一緒にいる時は、あんな表情を見せてくれた事はない。



全身から力が抜けるように縁側に座り込む。



夜空を見上げれると星が流れていく
素直にお前と流れる星を見ていれば良かったのだろうか?
俺は間違えたのか?



「……愛香」


名を呼べば愛おしさが募る。

愛おしい__
俺好みの躰に仕上げれば仕上げるほど
愛香が愛おしい。


愛香の全てが欲しくなる。
心も躰も__



躰を手に入れれば心も手に入ると思っていた。
それは傲慢だったのか?


「ふっ……」


この世で俺ほど欲張りで傲慢な人間はいないだろうな
愛を囁かずに、愛を手に入れようとする。

今でも言葉は信用出来ない。
言葉で手に入れた愛など……


でも、愛香が言葉を欲しているのなら?



考えても結論は変わらない。
俺は、言葉を信用しない





「うつけ者だな、俺は__」















*光秀side*Fin

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