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Our promise

第1章 転校



 やっと昼休みになった。日本の授業は、少しだけ退屈だった

クラスメイト1
「佐藤さんって、日本に帰ってきたばかりって言ってたけどどこにいたの?」
 やっぱりこの質問がくると思った

「夢香でいいよ。向こうではそうだったし。アメリカに留学してたの」

クラスメイト2
「留学!?すごいねっ!じゃあ、英語話せるの?」
 話せなかったら4年間、どう生活してたんだよ

「うん。まぁ」

「なぁ、あんた。部活、決まったか?」
 髪の毛の色が明る女の人が、そう言った

「あ、あたしは鬼塚一愛。よろしくな」

「うん、よろしくね♪部活?まだ決まってない」

ヒメコ
「じゃあ、スケット団見学に来てよ。歓迎するからさ」

「うん、分かった」
 私の机のところには一愛しかいない。そろそろ私にご飯食べさせてくれないかな。まだ一愛は話しそう

「話すのいいんだけど、お腹空いた」

ヒメコ
「ゴメンなぁ、気づかんとって。そうや!一緒に食べよう!」
 そう言うと一愛は私のお弁当を持って、男の人が2人いる所においた

「一愛?」

ヒメコ
「一愛やのーて、ヒメコって呼んで。そのほうがしっくりくるんだわ」

「分かった。ヒメコ、この人たちは?」

ヒメコ
「嗚呼。この帽子かぶってんのがボッスンで、パソコン持ってんのがスイッチや。んでこいつらもスケット団。3人で活動してるわ」

ボッスン
「よ、よろしく」

スイッチ
『よろしく』

「へぇ、今の日本には音声合成ソフトがあるんだ。発展したねぇ」

スイッチ
『いや、これは売られていない』

「じゃあ、スイッチが?すごいね(ニコッ」 

ヒメコ
「さぁはよ、食べよ!」

「そうだね」
 私たちはお昼ご飯を食べ始めた

ヒメコ
「あ、ボッスン。放課後、夢香、くるからな」

ボッスン
「入ってくれるのか!?」
 ボッスンは目を輝かせている

「見学だけ」

ボッスン
「見学か…」
 あ、落ち込んだ。分かりやすいな、ボッスンって

「まぁあなた達のプレゼン次第で、入るか決めるわ」

ボッスン
「やってやろうじゃないか!」

「I'm sure you'll whip us up something really good.」
 意味は期待しているから。3人にわかるかしら?
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