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【銀魂】紅に染まった紅一点

第8章 何よりも自分の命を大切にしろ 〜交わる想い〜


「……いいよ」
 女は薄く笑った。ーー悲しげに。
「そもそも……何回かヤッてるじゃん」
「……確かにそうだな」
 銀時はガシガシと頭を掻いた。
「あー……なんかかっこ悪ィ」
「いつもでしょ?」
 クスクスと笑いながら、昏葉は銀時を抱き締めた。
「え、あ、昏葉?」
「……銀」
 昏葉はそのまま抱き締めた男の唇に口付けをした。
「……昏葉……知らねェぞ? 明日どうなっても」
「別に? 明日は特に用事もないし」
「……そうか」
 銀時は再び女の胸元に顔を埋め、舌を這わし始めた。
「んっ!」
 胸の突起に辿り着くと、音を立てながら舐める。
「はァっ! ……銀……」
 女は銀髪の天パを握り締めて、快感の波に耐えている。
「ん? どうした、昏葉」
 男はニヤリと笑い、舐めていない方の胸の突起を触り始めた。
「や!」
 最初はさわさわと触っているのかわからないような感じに優しく撫でるだけで、刺激が欲しくなる。
「ぎ、ん……」
 昏葉は銀時を物欲しそうな瞳で見つめる。
「どうした? なんかして欲しいのか?」
「……もっと……」
「ん?」
 女は顔を真っ赤にして言った。
「……もっと……して?」
 昏葉の普段とは違う弱々しい声が銀時の理性を飛ばした。

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