第3章 判明
「君はやっぱり面白い子だね。」
何回も沖田さんからは面白いと言われる。そんなに面白いだろうか。全く、意識をしたことがない。それに今まではこんな風に話す仲間すらいなかった。だからかな、心から嬉しいと思える。
「ごちそうさまでした。千鶴さん、連れてきて頂いてありがとうございます。明日から私も食事の支度を手伝ってもいいでしょうか?」
「おっ、いいんじゃねぇか!千鶴ちゃんも一人で大量の飯を作るのは疲れるだろ?」
「でも、結ちゃん、いいの?」
「はい、何かお手伝いしたいので。ぜひ、お願いします。」
「じゃ、手伝ってもらおうかな。」
こうして、私は食事の支度を手伝うことになった。実際、部屋にいても手持ち無沙汰だったから、仕事ができて嬉しい。