• テキストサイズ

【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜

第12章 手料理


「ゆっくりで良いですよ」


ご飯は慌てて食べるものじゃない。


「大丈夫、もう食べ終わるから」


一生懸命に口を動かしている。


「ご馳走様でした。

ホンマに美味しかった、ありがとぉ。花音ちゃん」


きちんと手を合わせて言う。


「お粗末様でした。

じゃあお皿洗い…」


「や、俺とヤスが洗うからええよ。

花音ちゃんは座ってて」


言い終わらない内に言われた。


「え?でも…」


「ええって。

タダで食べさせて貰てるんやし、それぐらいさせてや?」


「じゃあ…お願いします」


「「ん」」


ここは大人しく譲ろう。
/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp