第9章 2度目の…。
「あっ…あっ…や…もっ」
弱いところばかりを攻めたてられ、限界が近い。
「っ…俺もみたいや」
「あっ…ん…ぁ…あぁっ」
最後に強く奥を突かれると、呆気なく達した。
「くっ…」
そのあとを追うように、すばるも果てた。
「はぁ…お前、キュウキュウ締めつけ過ぎやで。
全然持たへんかったやん」
情事が終わると、優しい笑みとは反対の言葉をかけるすばる。
「それだけすばるが気持ち良くさせたんでしょ?」
だから、私のせいじゃない。
「それもそうやな」
すばるはすっきりした様な顔をしてるけど…。
「もっかいシて?」
「は?」
私はまだ足りない。
「この前の、お預けだったでしょ?」
「そうやけど…」
「もう1回シたい」
1回じゃ足りないくらいだけど。
「…はぁ。
1回だけやで」
「うんっ」