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【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜

第7章 挽回


「なんや?3人で合わせとったん?」


「あ、おん。

ちょっとだけやけど」


「それって、やっぱあそこ?

サビ前んとこの…」


「おん、そうやで。すばるくん」


「やっぱ難しいよなぁ、あそこ。

俺も合わせるんちょっと不安やもん」


皆さんでも難しいところ…。


あとから来た皆さんもチューニングを終え、バンドリハーサルが始まる。


頑張らなきゃ。


イントロが流れると、鼓動が早まるのが分かる。


段々と、コーラスの場所が近づいて来る。


大丈夫。


届けたい想いを、載せて歌うんだ。


心を落ち着け、マイクに向かう。


すると、チラリ…とすばるがこっちを見た。


まるで、目で頑張れって言われてるみたい。


きっと、そんなの私の勘違いだけど。


今はそう思わせて?


すぅ…と息を吸い、想いを込める。
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