第7章 ハナレバナレ
2年生になり、私は
アルバイトを始めた。
学校帰りに休みの日に、
合わせて週6日。
理由はお金を貯めたかったから。
その理由は後ほど。
「行って来まーす。」
和也「またバイト?」
「違うよ。今日は架純たちと遊ぶの!」
和也「ふーん。行ってらっしゃい。」
「うん!」
あまりバイトに入ってるの
バレたくないから、
たまに誤魔化しています。
今日は金曜だし、混みそうだなぁ。
「おはようございます!」
事務所に入ると、
「ん?」
新人さんかな?
こちらに背を向けて、
店長と接客の練習してる。
私の声に気づいて振り返った姿を見て
私はびっくりした。
「や、山田くん!?」
山田「あ、ちゃん!」