• テキストサイズ

雨の降る学校

第4章 夏なのに…




架純「あっつーい!」

学校が夏休みに入ったある日。


部活の練習で体育祭を出た架純と私。


架純も松葉杖無くても大丈夫になり、

キャッチボールやシュート練、筋トレを再開した。


「サボってたからだよ…!!いや、


…たしかに暑いわ。笑」


架純「ふふっ!でも、たーのしっ!」

「バスケはこれだから辞められないよ!」


夕暮れの空を眺めながら、

明日のことを考える。


架純「明日だっけ?櫻井先輩に宿題

手伝ってもらうの!」


「うん!!」

架純「めっちゃくちゃ嬉しそうじゃん!」

「そうだよー!だって夏休み会えないし。」

お兄ちゃんとは遊んでるみたいだけど、

なかなか家に連れて来ないし。


ま、お兄ちゃんは彼女いるから

彼女優先かな?


架純「櫻井先輩の親ってどんな人?」


「先輩のお父さんは、大手の社長で

海外の家具輸入の会社だよ。

IKIA知ってるでしょ?あれだよー。」



飲んでいたペットボトルを離すと、

架純「すごー!!」

と驚く架純。


「お母さんはバレエ教室のオーナー兼、先生だよ!

先輩も小学生までバレエやってたって。」


架純「すごいなー。」






/ 113ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp