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【刀剣乱舞】儚い夢【R-18】

第24章 【鶴丸国永】二人目


鶴丸「わっ!」




「...あ、あぁ、鶴丸。..ふふ、びっくりした。」


鶴丸「元気ないな。折角帰ってきたのに」



違う。貴方じゃない。私が呼んでいたのは貴方じゃないの。


新しい価値。新しい刀剣。愛した刀剣なんてこの場にいない。
切ないのが、とても込み上げてつらい。

鶴丸「...主?」

「っ!!ご、ご、めん!!..なんでも、ないよ」


すぐに立ち上がってしまう。


すぐに拒否してしまう。

すぐに貴方から背を向けてしまう。

影を作ってしまえ。

独りで抱え込んで。

貴方じゃない。といい続け

終いには幻覚なんて。ね。

怖すぎて愛する気力さえ失ってしまう。

鶴丸。どこ?私の、愛した刀剣。

綺麗で儚く、切なくて雪のように白くすぐ溶けてしまいそうな、美しい鶴丸。

望んでいるのに来てくれないの。

まだまだ。

まだ


まだ



ま...だ、




ま....,





........鶴丸、会いたかったのよ。
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