第6章 【へし切長谷部】強い欲望[ヤンデレ注意]
「.,,長谷部.,」
「なんです?主。」
曇りなき眼で、そんな純粋な眼でみないで.,.
壊れちゃう,,
そんな可愛い貴刃を折らせてしまうから。
「..,主、つかぬこと、お伺い致します」
ペコリと頭を下げて顔だけあげ、ニコリとどす黒い笑みで微笑んだ。
「主。..,俺のことを愛してくれますよね?」
瞳孔を開くような見開く眼と妖艶に上げた口角、そして正された姿勢が全てを察する。
「もちろん.,,当たり前じゃない」
「ですが、主は俺を最近御付きにさせていただけない。...」
心配そうな顔をして、なんて可愛いのよ。
「.,.そんなこと言うなら。墨俣のけびーしに独りで挑戦してみる?」
「いえ、それは.,」
冷や汗をかいているのか目を反らしほっとした表情を浮かべる。
その途端私は長谷部の顎を持ちくい、とあげ、額をあわせて
「.,.愛してるわ。長谷部」