第5章 【三日月 宗近】枷を外された彼方
へし切「...,衣服が乱れておりました...ので。」
顔を真っ赤にさせて目を反らし宗近をよぶ。
へし切「では」
三日月「おお、目が覚めたか。」
はははと笑いながらわたしの横に座る。
「...なんか、むずむずする。」
三日月「ん?足りなかったか?」
ニヤリと笑みをこぼして解りきったように言う
「ち、違う。..,なんか、変な感じするの。」
三日月「御子か?」
あり得ない
「アホか。」
三日月「少しの冗談ではないか」
からわれた気がしてムカムカする。
突然の嘔吐感覚が襲う。
「ぅっ...ぅぇ.,.っ..,」
三日月「!?主!」
「きもち..,わる..,」
そこで私はまた意識を失った。