第7章 20:18 ”月島蛍”は君をさらう。【R18】【Ωバース】
『もう、、、お願い、、、欲しいよぉ、、、』
自ら恥部を晒す彼女はいやらしいという以前に、そのあまりに切なそうな表情に寧ろ気の毒になるくらいだった。
僕は雨に濡れたズボンを下ろして、自身のいきり立ったそれを取り出し、彼女の足を左右に開かせて、そこに宛がった。
きゅっと目を瞑る彼女に優しくキスをして、一気に腰を沈める。
「、、、、ナカ、、、アツくて溶けそうなんだケド、、、、」
『あっ、、月島君の、、月島君の、、入って、、、うれしい、、、、、、ん、、、、、』
彼女はほろりと涙を流したように見えた。
もしかしたら、雨粒かもしれないケド。
彼女はその快感に身体を震わせて僕の両腕にしがみついた。
奥まで届くように、何度も強く腰を打ち付ける。その度に身体はその振動に揺れて、僕のを奥まで受け入れた。
『あっ!あん!、、っ!、きもちい!、、つきしまく、っ!もっとっ!、、して!、、あっ!んっ!』
「っ!!、、っ、、くっ、!、、気が済むまで、して、、あげる、、、!」
雨が身体をどんどん冷やしていくけれど、彼女と繋がっている部分から熱が伝わって、不思議と寒くないような気がした。
僕が2回射精する間に彼女は4回イって、2人で抱きしめ合って、乱れた呼吸を整えようと、酸素を求めるように息する。
彼女は衝動が収まったようで、穏やかな表情をしていた。
雨に濡れた髪を撫でて、キスをする。
脆くて、儚くて、壊れてしまいそうな彼女を僕はこれからずっと守っていく。
「、、、泣いてるの?」
『泣いてないよ、、、たぶん、雨だよ。』
「、、、そう。」
「もう、大丈夫だから。」
そう言って僕は、のうなじに歯を立てた。
end.