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【相合い傘】〜水無月ノ君へ〜 ※R18含む

第6章 17:30 ”岩泉一”は雨音が聞こえない。【R18】





彼女を風呂の壁に手を突かせて、後ろからあてがう。




「なぁ、ホントにここでいいのか?俺の部屋の方がいいんじゃないのか?」


『だって、、、、私、部屋まで我慢できないもん。』



確かにお互い身体を拭いて、、、
なんてやっていたら、白けてしまいそうだ。


今はこのお互いの熱を絡ませたくって仕方ない。
ただそれだけだった。



「つらかたら言えよ。」



そういって俺は、彼女のくびれた腰を掴んで自身のソレを挿入して打ち付けた。



まるで今までのセックスがお遊びだったみたいに、熱く求め合って貪り合った。

このシチュエーションがそうさせているのか、ただのぼせ上がっているだけなのか、わからない。一つわかるのは、ついこの前までとは段違いにへの気持ちが大きくなっているという事だ。


彼女の肩のほくろを見つけたからか?

俺の脚や腕の痣の数を彼女に知られたからか?

雨に濡れた髪が艶やかだったからか?


理由はどれだかよくわからないが、こうやってどんどんコイツの事もっと好きになっていくんだな。俺は漠然とそう思った。



キツく締め付ける彼女の中は、熱くて、でもしっかり濡れてて、打ち付ける度に水音みたいのが、響いた。

片足を持ち上げて、下から突き上げるみたいに深く挿入すると、喘ぎ声はいっそう大きくなって、俺の耳を刺激する。



『っ、、あ!、、あん、、、はじめ、、っ!、、も、、、わたし、、、イッちゃいそ、、、!』


「あぁ、、っ!、、、俺も、、、イク、、!!!」













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「おら、髪まだ濡れてる。」



水がまだ滴っている彼女の髪をタオルで拭いてやる。



『もー、優しいんだから。』


「ちげーよ。風邪ひかないように風呂入ったのに、また濡れたままじゃしょうがねぇだろうが!」


『あはは!本当だね。』


「ったく。ほら、ドライヤーもって俺の部屋いくぞ。」


『はーい。』






『あれ、まだ雨降ってるんだね。』



「そうだな、全然気付かなかったな。」



そう言って俺は、ドライヤーのスイッチをオンにした。








end.




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