第6章 ※※※※※※
「なっ?!」
指南書にたしか「竿を咥えて上下に動かす」
って書いてあったかな。
あと舌を使って先端を刺激する。
または竿の周りを舐め回す、とかだっけ?
または吸い上げたりするんだっけ?
「や…め…」
今度は私が「チュパチュパ」「ピチャピチャ」
と大きな音をたてて舐めまわした。
すると才蔵さんはみるみるうちに
また大きくなった。
舌や口を動かしながら
ちらりと才蔵さんの顔を見る。
すると、以前、騎乗位で見たことのある、
目を閉じた、切なそうな、とても綺麗な表情をしていた。
「ああ、お前さんは、いつ、こんなことを…」
私は才蔵さんを咥えたまま
さらに素早く上下運動を繰り返す。
歯を立てないようにするのはかなり難しい。
でも大きくなった才蔵さんは
もう私の口では含みきれない。
喉の奥に当たって苦しい。
私の動きが遅くなった時、
「はい…、おしまい」
そう言うと才蔵さんは
私の頭を持って才蔵さん自身から離した。