第25章 思い出って難しいよね (ミツバ編)
次の日、病院から連絡があった。
いよいよ、ミツバさんがやばいらしい。
・・・トシは最近変だ。ミツバさんがどんなに悪くても、仕事に行ってしまった・・・
仕事も手に付かず(毎日だが・・・)ぼーっと空を眺めていると、ジミーが大慌てで走って行った。
『ジミー?どうしたの?そんなにあわてて・・・』
山「瑠維さん!!大変なんです、実は、副長が・・・」
一通りの話を聞き終えると、私はパトカーに飛び乗った。
『この話は、総悟も近藤さんも知らないのよね!?』
山「は・・・はい」
『なーんか様子がおかしいと思ったらこういう事だったんだ・・・ジミー!!とばして!!』
山「え・・・でも・・・」
『はやく!!』
山「は・・・はい!!」
私たちは病院へと、車を走らせた。