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苦しみの中の幸せ〔銀魂 土方おち やや逆ハー〕

第24章 なりゆきって何? (ミツバ編)


・・・誰の事?
総悟があんなに険しい顔つきになるなんて・・・

ミ「・・・・・・仕事か。相変わらずみたいね」

そうぼそりと呟いた。少し、寂しそうに・・・

銀「オイオイ、勝手に巻き込んどいて、勝手に帰っちまいやがった」
ミ「ごめんなさい、我が儘な子で」

ミツバさんは顔を伏せた。

ミ「私のせいなんです。幼くして両親を亡くしたあの子に、さびしい思いをさせまいと甘やかして育てたから・・・。
身勝手で、頑固で、負けず嫌いで。そんなんだから、昔から一人ぼっち・・・
友達なんて一人もいなかったんです。
近藤さんに出会わなかったら今頃どうなっていたか。今でもまだ、ちょっと恐いんです。あの子、ちゃんとしてるのかって。
ホントは・・・あなた達も友達なんかじゃないんでしょ。無理やりつきあわされてこんな事・・・」

銀「アイツがちゃんとしてるかって?してるわけないでしょんなもん。なあ瑠維?」

ええ!?ここで私にふる!?

『まあねぇ・・・仕事サボるわ、Sに目覚めるわ、不祥事起こすわ、Sに目覚めるわ・・・まあ・・・ロクなモンじゃないかな?一体どうやったらあんなクソガキに育つのやら・・・』
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