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今 夜 か ら は 。

第10章 抑え切れない気持ち。


更に強く引き寄せられ
もう片方の足も玄関へ着くと
ドアが閉まった。

君はただ俺の胸へ顔を埋め
しがみつくように抱き着いてる…











 「ちゃん、あかんって」




肩を掴んで引き剥がそうとするも
背中へ回された腕に
ますます力が入るだけ。

頑なに離れようとせぇへん。












 「離し…」

 「嫌です…私だってしたいから」

 「………え…?」



思わずドキッとする。

し、したいって…
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