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今 夜 か ら は 。

第9章 溢れる想い。


 「やから俺らが慰めたるやん」

 「せやせや。もう忘れたらえぇねんって」



エレベーターホールから
賑やかな会話が聞こえて来て。

聞き覚えのある声だな


と、思っていたら…











 「男に慰められたかて嬉しないし、そう簡単に忘れられる訳無いやろ」




なんて声がして
冷えていた体に
温かさが戻ってく。

心臓の音も
どんどん上昇し…


ドアノブから手を離して
声のする方へ駆けた。
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