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今 夜 か ら は 。

第7章 どこまでも主役になれない。


 『…………ちゃん?』



はっきり聞こえた私を呼ぶ声。

思わず背筋が
ピンッと伸びる。














 「はっ、はいっ!」


体は強張り
声も上擦る。














 『嫌なら断ってくれてかまへんから』

 「え、」

 『あと、ヤスも居るし』



その言葉は私を気遣ってくれてるもので。

行ったら、また迷惑かけちゃう。


そう頭では分かってるんだけど…
行きたいな、と思う気持ちのが大きい。

でも、昨日みたいに
迷惑はかけたくないから…
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