• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第6章 用意された舞台。


優しい彼が私から
荷物を取ろうとする。


慣れてらっしゃるのか
断り文句を思い付く間もない
スムーズなやりとり。













 「マル、お前先に行くとか…」

 「あ、すばるくん、えぇタイミング!人助け!」

 「は?」


彼が呼んだ名前と返って来た声に
顔を向けると…











 「あっ!渋谷さん!」

 「え?あ、ちゃんやん」




ちょっと見慣れて来た
くしゃっとなる笑顔。

今日、会うの2回目だ。

すごい!
なんてラッキーな日!


早起きは三文の得って
こういう事なんだね。

平日でもない休みの日。
朝早くから起こされた甲斐があった。
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp