第1章 勉強の時間
そのまま私たちは他愛のない話をしながら駅に向かった
奈々美「ねぇ、今回のテスト…自信ある?」
カルマ「よゆーよゆー
奈々美も余裕でしょ?」
奈々美「んー…ケアレスミスさえしなければね…」
カルマ「そっか
まぁ、お互い頑張ろう」
奈々美「うん!
あ、もう駅ついたね…
じゃあ、また月曜日に…っ…!」
カルマくんから手を離そうとしたら、ぐいっと引っ張られて、何かと思った瞬間には唇が重なっていた
カルマ「いいでしょ?月曜日まで会えないから」
奈々美「っ〜…//カルマくんのバカ…//
と、とにかく!帰るね!
送ってくれてありがとう!じゃあね!」
私は恥ずかしさのあまり、猛ダッシュで改札口に向かった
後ろでニヤニヤとしながら私のことを見ていた人がいたことも知らずに…