第1章 帰ってくる
岩鳶高校の水泳部は最近作られたばかりだ
そしては遙は1人で先に泳いでいる
渚「大事件だよ!」
更衣室から渚が走ってきた
真「渚、どうしたの? 」
少し何かあったのかと心配そうに真琴は渚に聞く
怜「あなたはプールサイドを走らないと習わなかったんですか」
怜は走ってきた渚が気に食わなかったのか少し不機嫌で言う
渚「そうなんだよ!美由紀ちゃんが帰ってくるんだよ!」
真「えっ美由紀が?あれ…はる」
遙はその名前を聞き珍しくプールからでて渚の方に歩いた
渚「はるちゃん!美由紀ちゃんだよ!」
遙「うん…帰ってくるのか」
遙は嬉しそうだ
怜「美由紀さんとは?」
怜は聞いた事無い名前に疑問を持つ
江「えっと…確か遙さん達と同じスイミングスクールに通ってた人ですか?女の人で名字は浅野さんでしたっけ?」
江は思い出すように言った
渚「そうだよ!!!僕達と同い年なんだよ!」
真「でもなんで渚は美由紀が帰ってくるって知ってるの?」
渚「それはね!!!」
渚は少し興奮しながら話した
渚「さっき美由紀ちゃんのお母さんに会って聞いたから確かだよ!」
怜「浅野さんは今までどこにいたんですか?」
今までの会話かで疑問に思ってたことを聞く
遙「アメリカ」
渚「そうだよ!留学してたんだよ!」
珍しく遙が答えた
真「帰ってくるのか…」
渚「楽しみだね!」
遙「美由紀と泳ぎたい…」
江「お兄ちゃんがとても話してたから会ってみたいな」
怜「少し興味が湧きましたね」
それぞれ美由紀に会うのを楽しみにしてるようだ