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my self

第24章 約束




 私と彼は幸せを感じて微笑み続けていた




すると彼は何かを思い出したかのような表情をすると

私の手をそっと離すと

後ろに置いてるカバンから何か取り出した



そして私の手にそっと乗せた


見るとCDで




安田「前に約束してた、ゆめちゃんだけの曲だよ」




私の目から自然に涙が溢れてきた

その私を見ると彼は焦って

私の涙を拭こうとした



安田「ど、どうしたん、お、俺、何かした?」



微笑みながら私は首を振った



「う、嬉しくって......」


嬉しくってそれしか言葉がでなかった



安田「ほんまに、ありがとうなぁ」



そう言うと彼は私を強く抱きしめてきた

私は彼の温もりを感じながら

この幸せを強く感じて


私は彼の背中に手を伸ばし

彼を初めて自分から抱きしめた

そして小さい声で



「二人であの島に行きたいな.....」



私の声を聞こえたのか彼はクスッと笑うと



安田「俺が必ず連れっててやるわぁ」



私が驚いて顔を上げた

すると彼は微笑みながら

私の顔に近づけてきた



「...........」



驚く私の唇が彼の唇で塞がれた




しばらくの沈黙の後

彼は唇をそっと離すと




安田「ごめん、我慢できんかった」




そう言うと照れた顔をして私を見た


私は何を言っていいのか分からずに俯いてしまった




安田「ゆめちゃん....」




「だ、大丈夫です、驚いてしまって」



私は彼が心配してるのは分かってたが

自分の熱くなってる顔を見られたくなかった



安田「かわえぇぇぇぇ」



彼は突然に私をまた抱きしめた



「や、やすださん」


私は彼の行動に驚いて

また胸が熱くなっていた



安田「絶対にあの島に行こうな、約束な」



そう言うと私に最高の笑顔を見せてくれたのでした





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