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この命、君に捧ぐ

第14章 桜の木



「ルカだよ。」

ソラが桜を見ながら言った。
今の季節、桜なんか咲いてないよ?

買ったにしては、きれいだし、切った感じがあるし。

「僕達が植えた桜の木から取ったものだよ」

「でも...」

「特別な力を込めたから、永久に咲き続ける」

特別な、力....
ソラ達なら出来そうな事だな...

「この闘いが終わったら、桜の木を見に行こうね」

「....うん!」

私はお墓の前で手を合わせ、そこをあとにした。
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